!!?

うそ………?



「そんで社長は諦めて、小西 陽菜に腕そこそこで顔はまあまあのギタリスト探したらしいね。まぁ、五十嵐くんに比べたらあんなの敵じゃないけど…」

「へぇ〜」

「まぁ、五十嵐くんがSaRAちゃんのギターやってくれるなら社長はまだ安心したんじゃないの?ぶっちゃけ、今うちの事務所支えてるのってSaRAちゃんじゃん?売り上げだって、他のヤツらに比べものにならないし…」

「まあね。五十嵐くんが、他の事務所のアーティストのバンドなんて入ったら……ああ〜恐ろしい(汗)」

「あはは。でも大丈夫だよ!SaRAちゃんはまだまだ売れるって♪ファンも定着してきたし…あれで五十嵐くんがいればもう敵なしでしょ!」



私は角から出られなくなってしまった…(汗)

あのマッスーとしゃべってる男の人…誰だかわかんないけど、きっと事務所の人だよね?


だから言ってることは、間違いないと思うんだけど・・・



私は再びポケットから携帯を出し、メール画面を開き…手慣れた手付きでメールを打つ。


予定変更!!

家でゆっくりなんかしてられないよ!!!!!