次の日、中庭で秋覇を交えた3人で昼食をとっていると西沢がやってきた。


「おっ!西沢ー!!」


凛が西沢に気付くと、大げさに手を振り回した。


「俺もここで食っていいか?」


「つーか俺が誘ったんじゃん!」


輝好と秋覇はいまいち状況が分からないまま2人のやりとりを見ていた。


「えっと…凛、紹介してもらえる?」


秋覇は誰かすら分かっていない。


「あ、ごめん!こいつ、俺らと同じクラスの西沢。んで、こっちが1-9の水城秋覇」


「よろしく!」


西沢が言った。


「こちらこそ」


秋覇も笑顔で返す。


西沢は輝好と凛の間に腰を下ろした。


「鷹須賀、ここいい?」


「あぁ」