「俺のことなのに巻き込んでごめん」


ソファにうな垂れ、足元を見つめている秋覇の頭に、輝好は頭痛薬を置いた。


「気にするな」


ぶっきらぼうな言い方だが、その気持ちはしっかり秋覇に伝わった。