「何?超かわいいじゃん。來斗の彼女?」
「ち、ちげーよ。そんな訳ねーじゃん。」
心なしか慌ててる來斗
そんな來斗に見てると別の男の人が近づいて来た。
「優珠華ちゃんって光稟高校なの?」
その人は制服見ながら言う。
「いちおう…。」
「すげぇ。 優珠華ちゃんって顔もいいし、頭もいいんだ。あのさ、來斗と付き合ってないんだったら俺と付き合わない?」
そう言って私の肩を抱いた。
「あ、あの…」
何言ってんのこの人
そんなこと生まれて初めて言われたし肩を抱かれてびっくりしてしまった。
「拓哉、あのさ、あんまり俺の優珠華に近づかないでくれる?」
真剣な顔の來斗。
「やっぱ付き合ってんの?」
「違うけど、と、とにかく優珠華に近づくのは禁止だかんな!」
「はいはい。お熱いね~。」
そう言って拓哉っていう人は私の側を離れた。