「なんだと、アホ」



「おいそこ!! うるせーぞ」



「はーい」



龍のせいで怒られたじゃねーか!



そう小声で言って睨みつけた




「…なぁ蓮二、あいつ誰?」



誰かが蓮二さんに聞いている



多分俺のことだろう



「あー紹介忘れてた! アハハー魁利、こっちこい」



忘れてたって忘れたまんまでよかったのに!



いきたくないと思いながらもいかなくちゃいけない雰囲気だった



はいはい行きますよ!



「はーい、こいつは1-Sに転入してきた崇堂魁利だ。仲良くしてやってくれよ」



「宜しくおねがいします」



一応頭を下げておく



「まーコイツはアホだからそこんところは考慮してやってくれ」



またアホって言った!



「違いますー!」



「違いませんー!」



龍まで言うなよー…あーもう!