学校からでてしばらく歩くと蘭ちゃんがいきなり立ち止まった。

「蘭ちゃん…?」

どうしたんだろ?
いきなり立ち止まって

具合でも悪いのかな?

大丈夫?

ッと言おうとした瞬間蘭ちゃんがパッと振り返った。

「あんた、直樹君とそら君の幼なじみなんでしょ?」

え?
なんか口調変わってない?

「そ…そうだけど」

「やっぱりね。あんたみたいなのが幼なじみなんて聞いて呆れるわ」
な…なによー!!
あんたみたいなのッて!

「まあ逆にラッキーかも。あんたみたいなちんちくりんだったら絶対私のほうがいいに決まってるもん」

ちんちくりん…ですッて…?

「一応ゆっておくけど、私は直樹君狙いだから。今後一切直樹君に近ずかないで」


さっきから…

「さっきから好き勝手ゆわないで!!」

私はついに爆発した。

「勝手に決めないでよ!あんたに何言われようと私達はずっと一緒にいるんだから!!」

ベーっだ。

「…っ!なによ!いいわ。絶対私が直樹君を物にして見せるんだから!!」

そうゆうと蘭ちゃんは走って行ってしまった。