「あっ……えぇ!?」



……僕の目の前に現れて、驚いている彼女に不思議と心を奪われた。




……何てかわいいんだろう。





「よう、里奈。俺からの誕生日プレゼント。」




「はーい。どうも〜。誕生日プレゼントです!」





光樹が嬉しそうに言うから、僕も何だかんだでノってしまったんだけど……





「えぇ〜〜〜!!!!」





この子の尋常じゃない驚き方……。




見てて飽きない。




「うるさいな。もうちょっと品のある驚き方しろよ。」




普通にしゃべっている光樹が羨ましかったりした。





「あ、あの!」



「うん、なぁに?」





「……だ、大好きです!!」




彼女の中で想いが溢れてしまったらしい。





……こんなに面と向かって好きだなんて言われたことないから、




……単純に嬉しかった。