光樹は毎年私にプレゼントをくれるけど、




ここまで勿体ぶるのは初めて。




すごく気になる……。






「光樹。着いたよ?」





「あぁ、鍵開いてるから、リビングに入ってきてくれよ。」





私が、光樹に電話するとそう言われたので、勝手に中に入ることにした。





「……光樹〜?何?」





私は、疑念を込めた呼び声をあげながら、リビングに向かった。