全員食べ終わった頃…。


「大翔、ちょっと杏借りていい?」
「杏に何する気?」
「……ヤだなーっ♪ちょっと話すだけだよ♪杏、行こっ♪」
「あ…えっと……。」
「杏、気を付けろよ。」
「うん…!!」
「……。杏、行こっ♪」


あたしは莢乃に腕を掴まれ、どこかの空き教室に入った。