あたしは早速、屋上での出来事を帆乃香と達也に話した。


玲花と愛梨はあたしの過去を知らないから、玲花と愛梨には話せないけど…。


「じゃあ…、杏をイジメたのは…、風戸くんってこと…!?」


「だから昔風戸を見た気がしたのか!!」


帆乃香と達也も驚いてる…。


「それでね…、あたし…、明日も来いって言われたの…。でも…、どうしよう…あたし……。」


なんか泣きそうになってくる…。


考えれば考えるほど…。


「じゃあ行かなきゃいいだろ。」


達也……。


「でも……。」


「風戸くんは杏のこと知らないんでしょ?だったら行かない意味ないでしょ。」


「帆乃香……。」


「好きな人のとこ、行きなよ♪」


「うん……って、えぇーっ!?」


「なんで?好きなんじゃないの?」


「好きだけど…、でも友達としてだし!!」


「幼なじみをナメないでよ♪」


「…//…うん//」


「ドキドキとかしてるでしょ?」


「…うん//」


「なら決まりだね♪」


な…何が…?