「俺もさ、その頃友達からいろいろ言われててさ。からかわれたり冷やかしの目とか向けられたり…。だからその腹いせに、俺はその女をイジメた。まぁ小2で俺引っ越したけど…。」
風戸くんが……、
あたしを……?
「じゃあその女の子に…、また会ったら…?」
「そうだな。まぁ会いたくねぇけど…、もし会ったら、またイジメる。いろんな方法でな♪」
ビクッ
身震いする…。
「……そっか…。」
こう言うのが精一杯だった…。
「俺教室戻る。また明日も来いよ!!」
「…うん…分かった…。」
風戸くんは屋上を出た。
あたしも教室に戻ることにした。
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