変わらない……。




変わらない……。




変わら……ない……?

















「えぇーーーっ!?」














「……杏、うるさい。」


「あ…、ごめん……。」




月日は流れて、12月に突入した頃。


あたしの声が教室内に響き渡った…。


「あ、ごめん……何でもないよっ。」


みんなの注目になったあたしは、必死で場の空気を取り持った…。




「それで…、帆乃香、それホント…!?」


「ホントホント。あのとき断らなきゃよかったって思ったって遅いからねー♪?」


「んなっ!!あたしは大翔だけだもん//!!」


「はいはい♪」