普段は夢なんてみないんだけど…。

そんなに深い眠りにつけないから。


あれ?
眠りが浅いと夢を見るんだっけ?

まーどうでもいいや。



とにかく、夢を見た。

一応見た事のある人たちが僕をオークションにかけてた。


この人たち誰だっけ…?

みんな男、男。


僕は大きな鳥かごのようなものに入ってて、泣いてた。


やだ、いやだよ…。
誰かのものになんてなりたくないのに…
誰も僕を買わないで…!


現実の世界でなら、僕は僕を買ってくれる人を常に探している。
だから、変な感じ…。

一時的に過ごす時間を、これからまだ数十年ある僕の人生の時間の内の数時間を買ってくれるだけでいい。


永遠に飼われるみたいで、嫌だった。
そんな感じがした。