偽物かっぷる生活にもなれてきて
友達とも上手くいってたから
結構安定した生活だった。
仁哉くんとは
しゃべることもふえたし
まぁニセだけどィイ感じだったかな。
そんな感じで
今日も楽しくすごせると思ってたんだ…
休み時間。
いつものよぅに
わたしと仁哉くんはしゃべってた。
『仁哉くーん!』
え?なに?
今はわたしがしゃべってるの。
わたしのニセだけど彼氏の仁哉くんを誰が呼んでるの?
なぜか気になった。
仁哉くんは女の子とも仲良くて人気者なんだ。
それは分かってる。
それに
わたしは本物じゃないんだから。
だから気にしちゃいけないの。
でも
なぜか分からないけど
わたしのもとから
仁哉くんを呼ぶ子のところへいく
仁哉くんを見て
胸がきゅーって苦しくなったんだ。