私も、佑斗の所へ帰りたい。


半分、泣きべそをかきながら玄関に入り、さらにショックを受けた。


なぜなら、そこには、佑斗から私の荷物が送り返されていたからだ。


「うそ…。本気で?」


恐る恐る段ボールを開けると、小物類が入っている。


服とか、他の物は入っていない。


きっと、後から送られてくるんだろう…。


「何でぇ?本当に、私の事嫌いになったの?」


段ボールを見つめながら、その場に泣き崩れてしまった。