20歳の誕生日と言っても、結局は“アゲハ“の事ばかりだった。 だいたい、よく知りもしないのに、面倒とか見ていいのかな? ヤバイんじゃないの? そんな心配をしながらも、パーティーは夜半まで続いた。 竜二たちは、身重の奥様がいるから、早めに帰ったけどね。 「あ~、疲れた!」 部屋へ戻るとシャワーを浴び、ベッドへ寝転がる。