「...弥凪斗??ねぇ、ミナ..ト...。返事してよ..ねぇっねぇってばぁっ!!!」












私は泣いた。


















泣いて、泣いて、泣きまくった。

















「神様...っ!なんで?なんでぇっ!!??」














ミナトがいってしまった。












私を置いて.....。













  ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆











「りぃーなっ☆今日どこ行くぅ??」







「どこいこっか♪」








夏の暑さでやられそうになってる私のもとへ親友のレイが遊びの誘いにきた。










学校帰りにクレープ屋さんでクレープ買ったり









ファーストフードでおしゃべりしたり










私の放課後はいつもそんなカンジ。












東雲梨凪(しののめりな)16歳。








桜希高校2ーE。












いたって普通の女子高生だ。












「美樹たちも誘ってカフェでもいこーぜっ」








レイは中学からの親友でいつも一緒にいる。













「もぉレイってばもうすぐ夏休みだからってはしゃぎ過ぎーっ!!」