「バイバ…イ」

あーぁ

樹、行っちゃった。

寂しい感じ

もっと樹と居たいよ……

「心愛~」

「,,!?咲!何?」
我に返り少しびっくりした私。

「樹だっけ?
あいつ~心愛に惚れてんな♪」

えっ!?

咲がいきなりありえないことを言った。

「そんなことないない!!!
ありえないしっ」

「心愛はどうなの?」

「どぅって,,,,,」

「好き?嫌い?」

「,,,,,,,」

どぅしよ~

咲は大事な友達だし言おうかな?

咲なら誰にも言わないだろうし。


唾をゴクン,,と飲んだ。


「,,,,,好き」


「,,,,♪」
咲がニヤっと笑った…

「もぅ!!告っちゃえ♪♪」

バシっ!!!!!!!

背中を強く押された。

「キャッ」


────────ッ!!!!!!

私は強く目をつむった。


ドサっ…………


んっ…………

「ア………レぇ~」

痛くない?


「大丈夫?」

えっ

誰?

ゆっくりと目を開けた。

「────っ/////」
目を開いた瞬間に顔が熱くなった。

知らない男の子の上に乗っちゃってるし!!!!!!

「あっごめんなさい!
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」