6月。 俺はこの時期が嫌いだ。 雨のジメジメ感が どうも苦手なんだ。 …その日は朝から曇っていて、あまりイイ感じはしなかった。 少し、嫌な予感はした。 朝練が早いため、 芽衣を迎えに行かず 学校に行く。 「今日は早く来ちまったかなぁ〜」 と一人言を言うと、 「ちげーよ」 それは鳴海の声だった。 「お前今日は早いな」 「だろ?敦司に会うために早く来たんだから。てか芽衣は?」 「芽衣は今日は一緒に来てない。つか教室でも会えるだろ」 「まぁ…、2人きりでしておきたいことがあるからさ」