私がいじめられていたのを、あなた達はずっと見ていた。

冷たい、冷たい氷のような目で・・・

遠くの方で。



私があなた達の横を通り過ぎると、あなた達は私の陰口を言っていた。

コソコソと。

私を笑いながら・・・

かたまって。



知ってる?

いじめてなくても、いじめを止めようとしなければ、あなた達も同様なんだよ?

知ってる?

一番冷たいのは、あなた達が遠くから私を眺めている、その目だよ?



私だけ、「孤独」と「痛み」と「不安」と「闇」の世界にいるようで・・・

あなた達だけ、「笑顔」と「ぬくもり」と「安心」と「光」の世界にいるようで・・・

でも、違うんだよ?

本当は。



あなた達のいる世界は、私のいる世界よりも、ずっとずっと脆く暗いの。



私の心は、あなた達の言葉で

壊されていく・・・


今日も、明日も・・・明後日も。


大好きだった、あの人も

「お前なんか、大ッ嫌いなんだよ!死ねよ!きもい!」

と私を傷つけた。

大切だった、友達も

「むかつく!まじありぇない!ちょーきもい!!」

と私をごみのように扱った。


でもね・・・

最後は、私が勝つの。

あなた達の“仲間”は、嘘と不安だけで出来ているから。

脆く、壊れやすいの。


私は、戦う。

今日も、明日も、明後日も。

光のさす、世界で呼吸をし、生きていると感じる時がくるまで・・・

私の戦いは終わらない。


そして、私の心が治ることはないでしょう。

あなた達を許す事もないでしょう。

あなた達は、私の心を壊したのだから。