『わぁーっちょー綺麗!!』 空には一面宝石のように星がちりばめられていた。 数えきれないくらいキラキラと輝く星たちを見て あたしは感動してそれ以上言葉が出なかった。 『俺はさ、やなことあったりしたら 絶対ここに星見に来るんだ。 これ見たらそんなのも全部ぶっ飛ぶだろ? だけど雨の日はさすがに無理だから 部屋にプラネタリウムを作ったんだ。』 尚人は嬉しそうに空を見上げ、目を閉じた。