「えっ!竜也って由璃愛のこと好きなの?」

つい大声で竜也に聞いてしまい竜也はさらに焦りながら小声で

「俺じゃなくて……祐介…」

「えぇっ!!」

また大声を出してしまい竜也の手で口を塞がれた。

「おまっ…声でけぇよ…」

「んんんん!!」

私は苦しくて必死に竜也に伝えた。

竜也は私が苦しがってることに気づいたいたのか慌てて手を離した。

「わりぃ…」

「はぁはぁ…もぉ苦しいよっ!……で?!いつから好きなの?」

「…三年の始めぐらいからだって言ってた。」

三年の始めか…

…ん……そういえば前に祐介の好きな人聞いたら…いつも近くにいる人って言ってた!!

由璃愛だったんだ…