そのとき

♪~♪~

「もしもし?あっ!悠斗くん?!」

由璃愛はたぶんバイト先のイケメン君と喋ってることがなんとなくわかった。

中1から親友やってると大半の癖とかが分かっちゃうんだよね。

私はそう思いながらすっかり恋する乙女になった由璃愛を見ていた。

「うん!星空公園ね!すぐ行くっ!ぢゃあね!」

由璃愛は、ニコニコして電話を切った後、私を見てニヤッとした。