ベッドに腰掛け「ふう」とため息をついてから少女は話し始めた。
「今日ね、ちょっと気になってる男の子の携帯に、こっそり私の番号とメアド登録しちゃったの。でもかかってこない・・・気づいてないのかなぁー」
「またやっかいなことをしましたね」
「もう!なんで年頃の男の子ってこんなに奥手なのかしら!」
「メイちゃんはそうゆうトコなおせば、いい子なのにね」
「ちゃんとつかまえててくれないと、私の気持ち、離れていっちゃうゾォ・・・」
「お腹いっぱいになったので帰りますね」
冷めた月が見下ろす街を猫は歩いた。あたたかい寝床が待っている、今はそれで十分だった。
「今日ね、ちょっと気になってる男の子の携帯に、こっそり私の番号とメアド登録しちゃったの。でもかかってこない・・・気づいてないのかなぁー」
「またやっかいなことをしましたね」
「もう!なんで年頃の男の子ってこんなに奥手なのかしら!」
「メイちゃんはそうゆうトコなおせば、いい子なのにね」
「ちゃんとつかまえててくれないと、私の気持ち、離れていっちゃうゾォ・・・」
「お腹いっぱいになったので帰りますね」
冷めた月が見下ろす街を猫は歩いた。あたたかい寝床が待っている、今はそれで十分だった。