「えっそうなの!!!
 メールしてくれればよかったのに~」




美沙希は横でそんな事を言っている。




メールって...


美沙希はぜんぜん驚いてないんだ。




私は横でこんなに驚いてるのに。



「でもおめでと☆愛華。」


そうだよね。

別に悪いことじゃないもんね。



「よかったね、愛華!!!」



私も祝福しなくちゃ。


「美沙希、詩音。ありがとう。」





あえて相手のことは聞かなかったけど、
どうやら4歳上の大学生らしい。



愛華がこんなに幸せそうにしてるんだもん。
きっと素敵な人なんだろうな。