晴登のいない生活は、
生きている気がしなかった。
微かに聞こえていた音も聞こえないし。
光も見えない。闇だらけの日々。
どうしても立ち直ることができなかった。
あれから晴登とは
一切連絡を取っていない。
学校では案の定噂が広まっていた。
愛華と美沙希に
別れたことを報告すると、
「辛かったら何でもいいな。」
と声をそろえて言ってくれた。
そっとしとしてくれるのが一番うれしい。
私はホントにこんな親友を
持ててすごく幸せ者だと改めて思う。
こんな風に思うように
なったのも全部晴登のおかげ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…