そう言って彼女たちは去って行った。







「な....んで。」



私はその場に腰を下ろした。








なんで....


なんで知っているんだろう。




私は怖くてその場から
立ち上がることができなくなった。




なんで。


どうして。





そんなことしか考えられない。


















......もしかして。



耳のことも知られた???








怖い。


怖くてどうしていいのかわかんないよ。








とにかく、晴登にあいたいよ。