その日の放課後。 私はまたカメの世話をしていた。 あのデートの日から、 なんとか触れるようになったカメ。 「これも晴登のおかげかな。」 なんて小さくつぶやく自分は、 ホントに馬鹿だと心から思う;;; 作業が終わり、 教室をあとにしようとしたその時。