と、その時・・・・


『オギャー!!オギャー!!』


「産れた!!」

やっと産れてきてくれた



「こちらへどうぞ」

分娩室へと連れていかれて


そこに居た芽依嘩はぐったりと疲れ切っていた


でも、赤ちゃんを抱いている芽依嘩はもう立派な優しい母親の顔そのものだった


「夢人…」


「お疲れ、芽依嘩」


「うん、女の子だって」


「そうか、芽依嘩みたいな、優しくて可愛い子に育ってほしいな」


「///」

照れてるし…


「まぁ、名前考えておくよ、今日はしっかり休めよ!!」


「うん、ありがとう」