体育館の中に入ると既に試合は始まっていた

春が相手からボールを取った時

「池田君!頑張れ」

違うクラスの女子が応援をしていた

やっぱり人気あるなぁと思っていた時、春が点をいれたので女子が叫んでいた

そして決勝が終わり…うちのクラスが優勝した

「やっぱり春は良いよね」
周りの友達が言っていた時
バシッ

いきなり誰かに頭を叩かれた

後ろを見ると春が居た

「春、おめでとう」

「ぁりがとう。つか、喉乾いたから自動販売機付いてきて」

私たちは自動販売機に行った

行くと拓馬もジュースを買っていた

「拓馬!」

うちの声に築き拓馬はこっちを見た

「春、お疲れ。お前、モテモテやったな」

「そんなことねーよ」

「つか、遥って試合出てないやろ?」

「バスケ苦手やし。今日、拓馬のクラスって打ち上げある?」

「ないけど?」

「じゃ一緒に帰ろ」

「あ…ごめんな。俺、彼女出来たから無理なんや」

「彼女!?」

「そんなにびっくりすんなよ。同じクラスの千晴って子」

「そうなんや…」

「つか、お前らは彼女彼氏作らんの?」

「池田は好きな人居るらしいよ」

うちが言うと池田は顔を赤らめた

「マジで。まぁ、春なら余裕やろ?遥は?」

「うちはどっちも居ない」
「遥、頑張れよ」

「別にぃぃやん」

「まぁ、お前が良いなら良いけど。つか、そろそろ行くわ」

拓馬は歩いて行った

「うちらもそろそろ帰ろっか?」

「なぁ、北野?」

「どうしたん?」

「どうやって告白したら良いと思う?」

「いきなり何!?」

「嫌…思ったからさ」

「適当で良いんじゃない?うちらもそろそろ帰ろう」
「うん」