教室に入ったら春が私の所に来た

「遥、お疲れ」

「あ…ぅん。ぁりがとう」
「なんかあった!?」

「放課後話したいことがある」

「わかった」

私は席に着いた

放課後

皆が教室から出ていったのを確かめてから教室のドアを閉めた

春は私の所に来て

「話ってなんなん?」

「別れよ」

「え?」

「ごめん」

「やっぱり拓馬がすきなん?」

「うん」

「拓馬は遥の事を友達としてしか見てないのに良いん?」

「友達って言う関係が私と拓馬にゎ一番良いと思うから」

「そか」

「ごめんね…」

「いいよ。じゃーな」

「あっ…うん」

春は教室を出ていった

そして一年の年月が過ぎ…
「遥〜」

友達と話していた時後ろのドアの方から名前を呼ばれた

「弘也来たんや」

友達との話を中断し私は弘也の所に行った

「当たり前やん。彼女が居る教室に来ない彼氏が何処に居んねん」

「別れそうなカップル」

「確かに…って俺らは別れへんゎ!」

この馬鹿な奴は私の彼氏の弘也

一年前、拓馬の事でずっと相談乗ってくれていた人。
相談乗ってくれたりするその優しさに私はいつの間にか弘也を好きになっていた
そして今…こうして付き合っている

「遥?」

「ん?」

「拓馬の事考えてたって言ったらいじめるで?」

「そのS発言はなに?」

「冗談。遥…」

「なに?」

「ずっとすきやからな」

そう言ってキスをした



一途に恋をする事は 良い事だと思う
けど、もし…
その恋がつらいなら 自分を好きで居て くれている人を
好きになるのも 良いと思う
私は自分を好きで 居てくれてる人を 好きになって とても幸せです