委員会が終わり教室を出ようとした時

「遥!」

拓馬に呼び止められた

「なに?」

拓馬は私の所に来た

「今から用事ある?」

「ないけど…」

「ちょっと話したいことあるから屋上行こう」

「う…うん」

屋上

「いきなりごめんな」

「どうしたん?」

「俺さ彼女と別れてん」

「え?」

「あいつすきな人居てたらしくてさ…」

「…」

「まぁだから別れた」

「なんでうちにその事話したん?」

「相談のってもらってたし言った方がいいかなと思って」

「そか…」

「うん。じゃーな」

隣に居た拓馬が離れていった

「拓馬」

拓馬は振り返った

「大丈夫?」

そういうと拓馬はびっくりしていたが笑って

「ぁりがとう」

そう言って屋上を出た

彼女居ない今なら拓馬は私を受け入れてくれるかな?
やっぱりまだ好きなんだ

この気持ちを消すことはできない

春に言おう

これ以上春を傷つけたくないから