「あの子、陸様の何なの??」

あちらこちらから聞こえてくる黒い声

それは全てあたしに向けられたもので陸先輩にじゃない

陸先輩には黄色い声が向けられる

てか黄色よりピンクって言った方が正しいのかもしんない…

「お~い。さくらちゃん??」

陸先輩はそう言ってあたしの目の前で左右に振っていた手を……

パンッ

叩いた……

その音を聞いてビクッと体が跳ね上がる…

「何ボーっとしてんの??」

どうやらあたしはボーっとしていたらしい

てか最近ボーっとする事が多くなってきた気がする…

「おいっ!!」

今度は耳元で叫ばれた…

「はっ……はいっ!!」

「ボーっとしすぎ(笑)」

またまたボーっとしてしまった……

しかも笑われてしまうとゆう…