やっと掃除が終わって彼女は、
「今日はありがと。」
と、言ってきた。
「は?何が?」
「掃除。いつもは一人なんだけど助かったよ。やっぱり二人でやると早く終わるよね。」
「…あんた。いつも一人でやってたの?」
「うん。皆帰っちゃって…。」
「そうだったんだ…。今までごめん。私も今度からちゃんとするよ。」
「うん!下まで一緒に行こ?」
彼女と別れて、スーパーに向かいながら、
『今日ちゃんと掃除してよかった。彼女いい子じゃん。友達になれたらいいな…。』
と思った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…