その夜、夢を見た。誠がいて、私がいて、もう一人小さな子供がいる。ここは…公園?二人の回りを楽しそうにキャッキャッ言いながら走ってる。
回りを見渡すと、そこは公園じゃなくて広い建物の中。綺麗なドレスを着た女の人が、次々と現れては去って行く。
その時遠くで、スーツを着た男の人が手を差しのべて、私を呼んだ。聖良…。
「聖良…聖良、起きろって。」
はっとして目が覚めた。
「う…ん、おはよ。」
「ハラダの婆ちゃんが案内してくれるって。早く朝飯食べて用意するぞ。」
「うん!分かった。」
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