ギク、としたあたしと烈火さんの間にぐいぐいと割り込んできた灯歌ちゃん。む、チャイナドレス効果でさらに可愛いぞぉ。
あ、ダメだ。
途端に烈火さんの目元が垂れ下がってる。
この人ほんっっとに、姪にはメロメロなんだなぁ、、
ウキウキとした足取りでバーカウンターへ行く烈火さんを確認して、サエさんが声を潜めてあたしに言った。
「しっかし、最後思いきってぶっちゃけたねーサラちゃん。トウマ君、固まってたわよ。見せてあげたかったわー。ぷくく、、」
…トウマが固まってた?
んん?
「、、、何がですか?」
「え、何がって、ラストの愛の告白。」
「あ…い……、は!?」
えーっ!?
えーーっ!?
えーーーっ!?
「サエさん、、もしかしてアレ、、」
「トウマくんのことでしょ?」
げ。
もしかして
バレバレでしたかーーーー!?!?