私は固まった。
何を言い出すんだろう。

この人は頭おかしいんじゃないの?


でも私の答えは、


「いいよ。」

yesだった。
「よっしゃあ! なあなあ!名前なんゆうん? 俺ちなみに愛汰(まなた)ね!! てゆうか歳いくつ? 俺はな...」

愛汰はペラペラとしゃべり出した。

「ぷっ...」 私はつい笑ってしまった。
「あー!今笑った? ひっでえ」 愛汰は泣き真似をした。

「ごめんって(笑) あたしは優愛。歳は16だよ。」

愛汰はすぐ笑顔になって、

「優愛ね!! おれことは愛汰ってよんでな!」


「うん。」