--それから一年がすぎた。

私は高校一年生になった。

そして次第に母はおかしくなっていったんだ。


母はタバコと酒がなくなると
私を殴る。
ときには、母の男から殴られることもあった。
母はそれを眺めて笑っていたんだ。



そう、それはちょうど
母が居ない時だった。

「おかえり。」

男がニヤニヤしながら近づいて来る。

やだっ...


「ねえ。優愛ちゃん可愛いねえ~?
いい子だからちょっと静かにしててね。」


ドサッ

私は倒された。

「やだやだだっ....!
気持ち悪いよっ!!!!」

「うるせんだよ、黙れ!!!」


ボコッ


それからその行為は母がいないとき、
繰り返された。
泣いたら殴られる。

私は嫌になって家をでることにした。