そう言いつつ、何気なく秋君は私の手を握り締めてきた。

「光ちゃんの手、冷たいww」

「私冷え性なんだ…;;」

私の手に比べて、秋君の手は暖かくて気持ちよかった。

確か、輝の手は秋君よりももっとあったかくて、いつも私の手を暖めてくれるんだよね……

輝の……
優しい優しい、温もり。。


「……~っ、今光ちゃん輝の事、考えてるでしょっ!?
僕と一緒に居る時に違う人の事考えてほしくない……。」


……グハッッ!!


秋君……キミは、私を萌死にさせたいのかぃ??


てか、可愛い過ぎだろ…オイ。

「秋君……まずは、上目遣いでコッチ見るのは止めようか…;;」


「話逸らさないッ!!」


「う、うん…;ゴ、ゴゴゴメン??」


ギュゥゥゥーーーー


いきなり抱きついてきたと思ったら、
締め上げてきたよ、この子……;;


「……っ、苦しぃ…っ」


イヤ、もぅ、ホントにッッ!!!

え??何っ??
私、秋君に殺される?

締め殺されちゃうのか??


マジで??


「ちょいちょいちょいッッッ!!!!!
私は、まだ死にたくありましぇん!!!」


「……………。
光ちゃん……噛んだ…??」


ハハハww噛んじゃった☆

って言いたい…
でも、こんなこと言うの私のキャラじゃないしな……


てか、恥ずかし過ぎ…///////

「……っ//////」


「かわい…//」