「燈輝…
輝はさ、本当に不器用過ぎだけど、燈輝の事すっごく大切に思ってるよ…」

「そう……なの…?」

「うん。
多分、輝は将来を思って、燈輝の事甘く見ないようにしてるんだと思うんだ。。

燈輝が将来、強く生きて行けるようにね…^ ^」

これは、私の予想だけど、当たってるといいな…

でも、輝が愛情表現するのは本っ当に不器用過ぎ!!

ま、それが輝なんだけどねwww




「僕、兄ちゃんの事勘違いしてた…
兄ちゃんは無愛想で、頑固で、厳しいケド、時々優しい所がホント好きだったんだ。。

でも、兄ちゃんが厳しいのは僕の為なんだなって、思った。

僕、兄ちゃんと話して来るっ!!」

「輝まだ寝てると思うから、一回寝ておいで??」

「あ。うん。。
オヤスミ…」


燈輝は階段を上がって行き、部屋のドアの閉まる音がした。