私はきっとこんなやり取りがせいや君としたかったんだ…


次の日から毎日のように
坂下君とメールをしていた

学校ではお互いに友達がいて話にくかったんだ


メールをはじめて
分かった事がたくさん
あった

サッカーの推薦でこの学校に来た事

せいや君とは幼馴染みな事
学校から家まで電車で毎日通っている事


メールの回数はどんどん増えていった

まるで恋人の様に

少しずつゆうたにひかれていく私がいたんだ