「そうこうしてる間に、もう魔法の国にへ入ってしまいました…。のあ様、ここが魔法の国の門と言える所でございます!!」

確かに馬車のスピードが落ちていた。

私は何も言わず顔を出す。
ピンクの雲の上を馬車は歩いている。
目の前には…
たくさんのお菓子でできた村があった。

「うわあっ!!お菓子の家だぁ!!あっ、地面も…森も…全部お菓子!?」

「ここはお菓子の村でございます。全部、お菓子です。」