カフェまで歩きながらワタルと話しをしていた。


「俺ユリちゃん可愛いと思う。」


ワタルはおしとやかな子が好きだからちょうど良かったのかもしれない。


「そっかそっか。」


「何だよ!!使えねぇ。」


途中でユイは"忘れ物した"と言い家に戻った。

カフェでは二人ずつ座るようになっていた。


「どうする？」

「じゃあ俺ユリちゃんの隣で」


ワタルはおしとやかイメージのユリちゃんを選んだ。

もう決まって俺はかよちゃんの隣になった。

俺は女が苦手なせいか目が全く合わせられない。



「うーんと、イチゴミルクのホットにしよ。」


「じゃあブラックコーヒー。」


普段はあまり飲まないブラックコーヒー。

意味が分からず頼んだ。

しばらくしてイチゴミルクとブラックコーヒーがきた。


「りょうた君って彼女いるの?」


と聞かれた。


「いないよ。あんまり作りたいとも思わないんだ。」

女が苦手なんてさすがに言えない…。

俯きながら"そうなんだ"とかよちゃんは言った。

携帯を取り出して


「メアド教えて」


笑顔でかよちゃんは俺に言った。


悪い子じゃ無さそうだし良いかなぁと思いメアドを教えることにした。


「ワタルにメアド聞く?」


携帯を開きながら聞いた。

「うん、聞く！赤外線！あっ!ユリのメアド後で送るね。」


「おぉ。」



いろいろかよちゃんと話しをしたりした。

共通点がすごいあった。

話しをしてる間にユイが戻ってきた。

その後いろんな所に行った。


楽しい時間は過ぎて行った。
帰る時間になって今日は家に帰った。