――プルルプルル…


電話が来ていた。

ユイからの電話だった。



「もしもし。」


「あっ、もしもし?かよ?あのね!かよに合わせたい人がいるんだけど。」


私はこの時二ヵ月前に別れた人のことを引きずっていた。


ユイの事だからどうせ男の子だよ。


でもせっかく元彼忘れるチャンスじゃん!!


そう思い


「そうなんだ。会ってもいいよ!!ユイにはいつもお世話になってるし!!」



「何?何?堅苦しいよ」



笑いながら話した。

合う日は次の日曜日。

飛びっきりオシャレしよ。