「なんか部活とかは?」


「部活?」


「そう!何かに打ち込むの」


「でもあたし運動できない」


「じゃあ演劇部は?」


「無理だよ〜あたし声小さいし…」



あたし達は深く考え込んでいた。



「じゃあさ映画研究部なんてどう?」



「「えっ?」」



急に声がして後ろをふりむくと



田村 朝美ちゃんがニコニコしてた。