でもそんなの無理に決まってるから大人しく学校に行く準備をする。

仕方ないと諦めるしかないんだ。


洗面所に行って
歯を磨き、顔を洗い、さらしを巻き直し・・・


ガチャ


「れ〜いり。俺も起こせよ〜」



げっ!!!


ガスッ!!

「うっ・・・」



なんかデジャビュ?

洗面所に横たわる圭也。


見られて
ない・・・よな?

さらしを巻き終えて、ちょうど制服の1番上のボタンを留めたところだった。


朝からビビる〜

圭也のヤツ、ノックぐらいしろよ!!




私の機嫌は最上級に悪くなり、圭也をそのままに食堂へと向かったのだった。