「光に手伝うよう言おうか?」


恐る恐る提案してみる。


「あんなの必要無いよ。2、3年、無視しただけで根に持ちやがって。俺があんなうるさい小姑(コジュウト)みたいなのを相手にするわけないだろ。」


無視されるって言ってたけど、希夜のやつ、2、3年も無視したのか・・・
光が気の毒だ。



「コレ、読めるの?」



「勉強中。」



「えーと、光は?」


「うるさいね。アイツは語学は強いから、話せるんじゃない?」



学校の勉強以外もしなきゃいけないなんて大変そうだ。
それにしても二人とも凄いな。


また、希夜の機嫌が悪くなったので無言になった。



黙々と作業すると大分片付いてきた。



あれ?そういえば何しに来たんだっけ?




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