「あ、そいうえば」 「愛美ちゃんって、 自然に愛されてる名前なんだね!」 ・・愛されてる? ちがう、全然ちがう。 私は、愛されていない・・。 「・・ちがう、変なこと言わないで」 「え?なんで? お日様の日にさ、野原の野だよ?で、 愛に美しいじゃん」 「十分、愛されてるよ☆」 「全然変じゃないけど― あれ?どうかした?」