悩んだって無駄なのに、 考えたっても無駄なのに、 「・・はぁー」 なのに、なんで君は― 「あれぇー? 何、朝からでけぇため息ついてんの?」 ニコッ 「美人な顔が台無しじゃーん」 こんなに、優しく笑いかけてくれるの? 全然わかんないよ・・。 「あ、ねぇねぇ! ・・メアド教えてよ! いっしょに帰った仲じゃん☆」 グシッ 「・・調子にのらないで」 「靴踏むほどじゃないじゃん!」 「じゃあね」 「あ、ちょ、まってよー」