「・・じゃ、私、帰ります。 さようなら。 ・・・・ 山田さん」 山田さん?! 「俺が悪かったって、 ・・ なぁ、愛美ー! 送ってくって―!」 「ついてこないで!!」 「ひゃー、でけぇ声っ さっきとは、大違いだー」 「・・警察呼ぶから。」 「ごめんって!」 ―私と君。 君は、なんでそんなに明るいの? 泣いてばかりの私と大違い。 君は、すごいね。 私は、そういって彼と最後まで、 喋りながら帰った―